この時期の磯ノ浦は海水浴に来る人もいるので事故防止のため、海水浴エリアとサーフィンエリアに分かれています。
今日は平日でギリギリ夏休み前ということもあり、海水浴客はまだ人も少なめですが、サーフィンエリアは凄い人、油断してボォーとしていると他の人のサーフボードが当たると大怪我します、怖いのはサーフボードの裏にあるフィンがあたると簡単にパックリ😱😱😱
今は怪我がしにくいソフトフィンなどもありますが…
それではここからは内容は変わりますが当スクールで受講されているお客さんの中に小さな子供さんがいるお母さんも多いので、これから夏休みに入り子どもさんを海水浴に連れて行く時の注意点を紹介致します。
海の怖さと注意することをまとめてみました。
海は潮の流れや風にも注意してください。
① 潮の流れは見た目にはわからないので浮輪などで海の上にいる時は常に遠くにある目標物で自分の位置が動いていないか確認しておかないと潮に流される場合があります。
② 風にはオンショア(海から岸に吹く風)とオフショア(岸から海に吹く風)があり、日中はオンショアが多いのですが気圧配置や地形によってはオフショアとなる場合もあります。オフショアが強いと、フロート遊具などの乗り物が沖へ沖へと流され、岸に戻れなくなるので気をつける必要があります。水に浮いている物は思った以上に風の影響を受けやすく、ちょっとした隙に流されてしまう場合がありますね。
③ リップカレント(離岸流)とは…
※以前のブログにも書きましたが重複しますが再度掲載します。
海浜流系の一種で、海岸の波打ち際から沖合に向かってできる流れのこと。幅10メートルから30メートル前後、長さ数十メートルから数百メートル前後で生じる、局所的に強い沖方向の波。主に、海岸に打ち寄せた波が沖に戻ろうとする時に発生する強い流れ。
沖に流されるので無理に岸へ帰ろうとしても泳ぎに自身のある人でも絶対に戻れない。
なので対処方法は焦らず沖まで一旦流される、体力を温存しておく、ただこの時にパニックになり体力が消耗して溺れてしまうのです。なので焦ると思うのですがある一定の沖まで(むちゃくちゃ遠くまでは流されない)流され、流れが止まった辺りから岸に対し平行に泳ぎ、沖に向く流れがない場所で岸に向かい泳ぎます。岸に対して平行というよりも少し斜めに泳ぐと沖に流れない場所がわかりやすいかも…
④ 有義波高(ゆうぎはこう)
同じような波の状態が続くとき、100波に1波は通常の1.5倍、1000波に1波は通常の2倍近い高波が発生します。天気予報で波の高さが1メートルといわれていても、1000波に1波は2メートル近い波が発生する可能性があります。こわ〜い波
⑤ 海の深さ
安全な海水浴場は遠浅(とおあさ)と呼ばれ沖の方まで浅い海水浴場になるので安全なのですが、近くにある兵庫県の須磨海水浴場も遠浅で安全だったのに一部急深(きゅうぶか)になっており事故が多く発生したので県は2020年までに砂を増やし遠浅範囲を多くして事故が無くなったと言われています。
遠浅の見分け方は今であればGoogle Earthで海の色が黒っぽい色に変わる場所が深いのだとわかるのですが…
そして波ですが、波は浅いところで崩れます。なので、どこで波が崩れて白い泡を含んだ波になっているかを観察すれば、浅くなっている場所がわかります。遠くの方から白い泡がたった波が来ているような場所であればそれは遠浅です。
ここの磯ノ浦海水浴場も遠浅となります。
⑥ 潮の満ち引き
潮が引いているときには浅瀬でも、潮が満ちると歩いて帰れなくなる場所があります。
⑦毒のある魚
1.ハオコゼ
特徴:体長は10~12cm。カサゴ(ガシラ)の仲間でよく似ており、見間違えに注意。カサゴと違い特徴的なのは、背ビレが頭に向かって長く伸びていること。このヒレに触ると、死に至るほどではないが、最低でも一日は痛みがとれないと言われている。
基本的にサイズが小さく
2.ゴンズイ
特徴:ナマズの仲間で、体長は10~20cm。茶褐色の体に頭から尻尾にかけて2本の黄色い線がある。毒は背ビレに一カ所、両胸ビレに一カ所ある。毒は死んでもなくならず、踏んだりして激痛を招いてしまうこともあります。
3.アイゴ
特徴:背びれ、腹ビレ、尻ビレが太く鋭く発達しており、それぞれに毒腺を備えている。このトゲに刺されると毒が注入され、数時間~数週間ほど痛みが続くと言われている。死んでいても毒は残るので、刺さらないように
お得情報:危険なのはヒレのみで、食べるとおいしいと言われている。
上記の3種類以外にも毒のある怖い生き物がいますがこの辺りではこの3つの魚は身近にいるので要注意!
※ちなみに僕もハオコゼのヒレに右手が当たり激痛😵💫僕は数カ月は痛かったけどな。熱めの湯に毒がついた箇所を漬けると痛みが和らぎますよ。経験者が言っているので間違いないと思います。
⑧ 海水浴場に持っていくもの
◎ライフジャケットなどの浮力体
ライフジャケットなどの浮力体を着用する際には、その用途や使用する海域によってタイプが異なることを考慮し、自身の身体に合ったもの
◎マリンシューズやビーチソックスなど
砂浜に落ちているガラスビンの破片やサンゴ礁、岩場におけるケガ防止
飲んだビンやカンは必ず持ち帰りましょう!その瓶や缶を踏んで大怪我する子どももいますからね。海で遊ぶ以上は当然のマナーでしょう!
※浮力
人間は、肺に空気が入っていれば基本的に水に浮き、肺に空気が入っていないと水に沈みます。肺に空気が入っている場合、最大で人体の約5%(淡水では最大約2%)が浮きます。ただし、海や川では、波や流れの影響によって十分に顔を水面上に出すことができず、呼吸が困難になる場合があるため注意が必要です。
※子どもたちの危ないサインがあります。それは海やプールであごが上がっちゃうとだめ。溺れる時に子どもが『助けて〜』と大声は出せないのです。
あごが上がっていたら、溺れる前のサイン! 注意してあげてください。
我が家には3人の子どもがいますがみんなスイミングを習っていたので泳ぎは得意な方でした、プールなのですが長女が4歳ぐらいの時に遠くまで泳いだあと、止まって立とうとしたら足がつかない事にパニックになり溺れてしまいました。
嫁が気づいたので大事には至らなかったのですが…その時もあごが上がってましたね。
監視員の目の前でしたが何十人もいるプールに1人の監視員が全員見れる訳が無いのでやっぱり親が見ていないとね…逆に泳げる子供さんは要注意!泳げる子は海やプールでもムチャをするし、親も油断しますからね。
※海上における事故の場合は、海上保安庁の緊急通報用電話番号「118番」に連絡してください。海の上では警察官や消防士さんが来てもなんの役にも立たないので…
海が好きなのですが今まで数え切れない程、怪我や怖い思いもしてきているので上記のような事を知っていても損はないと思います。
車の運転も大事ですが我が子が海での事故に合うことの方がもっとダメージは大きいかもしれません。
それでは疲れたので帰ります。
20代30代はほとんど海の中にいましたが50歳を過ぎると海よりも砂浜で寝てる方が長くなってます…笑
切ない…
🖐️😅
2024年07月19日 20:12