『親切・丁寧・優しく・褒めまくる』はモットーでは御座いません！
このようなモットーは、これっぽっちも考えたことも無く！
なので『親切、丁寧、優しく、褒めまくる』を希望されているお客さん！
当スクール以外をお薦めいたします！👌
自動車学校時代によく若い指導員にも言いましたが、このモットーを意識し過ぎると教習生のご機嫌を取って終わるだけの教習となりやすいからです。
車を運転するということは鉄の塊を動かすという事になり、一つ間違うと人を殺す道具にもなるのです。
指導員は教習生の運転技術の中で人を殺してしまうおそれがある運転操作の可能性が少しでもあれば必ず教習生に伝える義務があるのです！
親切、丁寧、褒めるを意識すればするほど指導員は教習生の失敗に対して指摘が無くなってしまう。これは指導上、大失敗になります…
ただ指導員が教習生に「今の操作は駄目！」などとキツく指導すると教習生は萎縮し何も言えず運転どころではなくなってしまう、教習生によっては怒られないようにする為、逆に指導員に気に入られる言動や雰囲気を作ってしまう。こんな雰囲気になると教習ではなく何の時間なのか…何をしているのか…
教習を楽しむと言うのは、教習生が指導員に対して『何でも言える』雰囲気を指導員が作る事が大事でそれが楽しむ教習なんです！
例えば指導員が「〇〇さん！今の操作は危なかったなぁ」と言えば教習生から「ええ、そうかな？危ないかな？いけたと思ってんけど…」と指導員に言えるとそこから指導員も何で危険だったのかを話しやすいし伝えやすくなる！
教習生が萎縮し何も言えなくなると指導員は何故危険なのかを伝えることが出来ても教習生は「指導員が怖い！」が印象に残り伝わらずまた同じ失敗をしてしまう！
なので教習生の皆さん！指導員になんでも言える運転で楽しみながら失敗し上手くなれば良いのでは❗
『親切、丁寧、優しく、褒めまくる』をモットーにしないあと1つの理由はこれは僕の数千人のペーパードライバー受講生の方を指導してきた経験やカンなのですが、指導員の作った『親切、丁寧、優しく、褒めまくる』はそれを見破る教習生の方が多いと思います。
なんなんでしょう、ペーパードライバーになりやすい人は周りの人の考えてる事が分かってしまい自分が運転しない方が良いのではと察知出来る方が多いように思います。
なので人を観察する能力やその場の空気を読める力が人1倍あるので運転をしなくなるのでは…
一度、僕が驚いた事があったのですが、教習中強烈な頭痛になり、お客さん（30歳代の女性）にバレないよう教習を続けたつもりが教習終わりにそのお客さんから「先生大丈夫ですか？」と言われほんまにびっくり😱したのを覚えてます。
教習中は運転をしているお客さんから指導員の顔は見れないしね…もちろん「頭が痛いっ」て声も出してないのにね・・・
人って顔の表情を見なくてもその場の雰囲気などでわかってしまうんやって！
そんな方が多くいるお客さんに指導員のうわべだけの『親切、丁寧、優しく、褒めまくる』は通用しない！
逆に説得力も半減しますからね…
