スタンド・バイ・ミー『成人編』後編
こんにちは。それではスタンド・バイ・ミー後編となります❗️
先ずは部屋事情から…
前編でも言いましたがとりあえず隙間風が凄すぎ…部屋でガスコンロしたら消えるんちゃうかと思うぐらい…
建物は歪んでいるので地震が来たらすぐ潰れると思います。
何よりも冬は寒く夏は熱い…お金がないのでエアコンも買えず😰
なので当時売ってた箱型の中に扇風機のプロペラがあり風が出るあたりに氷を入れ扇風機の風を氷に通過させ冷たい風が出るという電化製品がありましたが弱点は風が出てくる３㌢ほどに近づかないと冷たい風がわからない😂という製品。
なので３㌢以上離れると『ぬく〜い風』がくる扇風機です。
次に食事情…
この時は後のことを全く考えずに生活していたのでもらった給料は全て使ってしまい月の後半は底をつき、お金がなく食べる事が出来ず3日間ポテトチップス大袋だけで生活した事も…😱
また、日本酒に七味をかけて飲むと満腹感が得られます😁もちろんオススメはしません🙅
あとはアパートから100メートルぐらいのところ（下記の画像あたり）に喫茶店『ピノキオ』っていうのがあり、現在は店を閉めていますが、よくここのママさんにお金が無い時よくご飯を食べさせてもらってました😀
何故かお金が尽きた頃になるとママさんから食べにおいでと電話があり、なんとか生き延びる事が出来ました😅
あとは嫁さんとはこの貧乏時代から付き合っていたので嫁の家でもよくご飯を食べさせて頂きました。
今は亡き義理のお母さんの料理は最高でした👍❗️
数年前にお世話になっていた喫茶店ピノキオのママさんとご主人さんにお礼を兼ねて会いに行き、当時の僕の貧乏話しで盛り上がり何よりも元気そうで良かったです👍
この時に良くしてくれた恩はこれからも一生忘れる事はないでしょう❗️
次にお風呂事情ですが今はあちこちにオシャレなスーパー銭湯がありますが当時はそんなシャレた銭湯では無く、まずシャワー無しの風呂屋さん！
下の画像のように赤と青の蛇口があり、赤が熱湯、青は水が出る蛇口になってます。
桶に熱湯と水をバランスよく入れないと大やけどしたり、冷たいとヒイッ🥶ってなる！
また、身体に絵を描いた人も多くどこの銭湯行っても当時多かったような気がします。
僕が通っていた銭湯は現在は無くなってました…
どこの銭湯も同じだったと思いますが確か夜11時で閉まり、当時は若かったので11時を過ぎて帰ってくることもしょっちゅう。
なのでその時は銭湯に行けない。
でも風呂に入らないと気持ち悪い…
そこでよくしていたのがキッチン風呂！
画像（当時のキッチンとそっくりな画像）にある狭いシンクの中で三角座りで洗う。おそらくアパートの前を通る人はガラスの影でバレてたと思います。一度この時に友人が入って来て「何してんねん！」と一言
最後に怖〜〜い摩訶不思議なトイレ事情をお話しします。
トイレは和式トイレで水洗ではなく汲み取り式トイレで俗に言うポットン便所
引っ越して来て2日目の深夜でした😰
誰もいないトイレから「ポタンっポタンっ」と音が…😱😱😱😱😱
あきらかに誰かトイレにいるな…
これだけ古いアパートやからオバケが出てもおかしないやろなと…
ちなみにこの家を当時お化け屋敷と呼んでました。
ムチャクチャ怖かったのですが勇気を出してトイレの扉をゆっくり開けてみる…
「あれっ 誰もいてないな」でも音は鳴ってるぞ！
皆さん下の画像を見てください！
トイレの中の画像なんですが大きい塩ビパイプの筒が写ってるかと思います。
これは実は2階に住んでる方のトイレと繋がっていて2階に住んでる方が用を足すと同じ浄化槽のポットンに落ちてくるのです。
オバケだと思っていた恐怖から一転、その後、2時間半エズきが止まらず、オエオエ言いながら布団に戻り寝たのを思い出しました😓
この時ばかりは「えらいとこ引っ越して来たな」と思いましたね…
今思うとこの時の2年間は大変でしたがハングリー精神もあり、生き生きしてた感もあり、充実感もあったと思います😁
歳を取るとこのハングリーさも無くなり平穏な毎日になります。なんか物足りん…
なので現在本気で考えているのは仕事を引退したら、子供らに全てを渡し、またおんボロアパートに引っ越し、1から昔のようにハングリーに生き生きした生活をしてみようと思ってます✌️
これを嫁に言うと「1人で行っといでや」やって😱
それではスタンド・バイ・ミー成人編を終わります。
また、近いうちに続幼少期編も出そうと思います。
オンボロアパート貧乏ポンコツ指導員 高田より😁✌️
2025年01月22日 05:31
